trek5200のブログ

サラリーマンパパのロードバイク日記

いつからだろう

いつからだろう。。ロードレースに興味を持ったのは(おそらく)高校生の時にNHKツールドフランス総集編を見た頃だ。随分前の話だ。抑揚を抑えた淡々とした解説が好きだった。その後フジテレビが一時期ライブ中継していたが、あのNHKの独特の雰囲気が好きだった。

だが静岡の田舎高校には自転車競技部なんてものはなく、そもそもロードバイクを扱う専門ショップもなかった。高校の時親元を離れて下宿生活をしていたが、通学で使うために買ってもらったママチャリに毛が生えたようなものに毎日雨が降ろうが槍が降ろうが乗っていた(実際には代替手段がなかったというのが正確か)。休みになると同じ下宿の先輩とよく一緒に近くの中核都市まで峠を越えて映画を見に行ったり、参考書を買いに行ったりしたが、当然自転車に関する知識など皆無に等しく、訳も分からず重いペダルを踏んで山を越えては喜んでいたものだった。

大学に入るために上京し、しばらく自転車の興味は薄れていたが、社会人になり急にあの頃の興味が蘇り、なけなしの月収をはたいてビアンキのクロモリを買った。それからのロードバイク暦はこれから折に触れて書き綴っていこうと思う。

結婚もし、子供もいつしか3人になり、四十路まであとわずかという今、色々と工夫していかないとロードバイクに乗る時間はなかなか確保できなくなっている。そんなごく普通の話を、自分の記録のためにも書き残していきたい。