久々の休養

明日土曜日のゼミのOB会の開始時間を勘違いしていて、早朝に練習できることが分かり、今日はローラー台練習を休むことにした。毎日続けるのは効率がむしろ良くない。いつも週末走れるときは金曜日は休養日にしている。不思議なもので、「できる限り練習して強くなりたい」と思いながらも、今日は休養日だと決めると安心する。夜更かししていた長女と遊び、一緒に風呂に入り、浴室の壁に貼ってある100円ショップで購入した「あいうえお表」と「アルファベット表」を使って色々と教えてあげる。徐々にではあるが、吸収してくれる子供の成長を見るのは本当に楽しい。心が安まる瞬間だ。特に平日夜、僕が帰宅する時間には長女は寝ているので、金曜日は長女も僕の帰りを待ってくれている。いつもは「早く寝なさい」と言っているものの、父親の帰りを待っていると知っては中々叱れないし、ふらっと飲んで帰ると言う気にもなれない。

僕の父親はバスの運転手だった。定期路線ではなく、貸切専門だったので殆どが泊まりの仕事で、しかも育ち盛りの男の子３人を抱えていたので時間外手当を稼ぐために休みなく働いていた。だから夜一緒に過ごした記憶が殆どない。数日ぶりに帰宅しても、翌朝早くにまた数日泊まりの仕事に出て行ってしまうからだ。それでもごくたまに一緒の時はよく遊んでくれた。「勉強しろ」と言われた記憶はなく、運動会やマラソン大会、部活動の試合の時だけは良く見に来てくれた。恐らく同僚に頼んでシフトをやりくりしていたのだろう。会話は多くなかったが、目に見えない信頼感があった。自分も仕事だけの人間に陥らず、人として、父親として、子供から信頼されるようになりたい。

さて、今夜は赤ん坊を引き取るから、何時間寝られるか分からないが、多少睡眠時間を犠牲にしてでも早朝必ず練習にいこう。強風という予報だから、やはり坂を利用したインターバルがよいかもしれない。そんなことを考えながら寝るのも悪くない。

OB会終了後、とあるきっかけで知り合いになったホビーレーサー界のカリスマとちょこっとお会いする。カリスマから刺激を受けてまた練習に励もう。