trek5200のブログ

サラリーマンパパのロードバイク日記

Tokyo ENDURO SPRING @ 彩湖・道満グリーンパーク

5時になんとか起きることに成功。雨が心配で、最悪は車に積んで行こうと思っていたが、路面は完全に乾いていたので予定通り自走することにした。最近だいぶ日が長くなったというものの、まだ辺りは暗かったので、前後ライト装着で5:40に自宅を出発。風が強い。しかも完全に向かい風。しかも一定でなく、時折強く吹きつけるのでハンドルを幾度となく取られる。246経由環八に出て北上、川越街道を左折、外環道の脇道を北上して彩湖・道満グリーンパークというところに到着。距離にして35km、単調な平坦だったにも関わらず、1時間半も掛かってしまった。

初めて来る場所で、道順が心配だったが、事前にgoogle mapおよびストリートビューを駆使してイメージトレーニングしてあったので全く迷わず到着することが出来た。このストリートビュー、プライバシーの問題等色々と話題に上がったが、こういう時に便利この上ない。一点だけ、井荻駅だけは確認不足だった。環八を北上していくと、立体高架もしくはトンネルが幾つかあり、通常は自転車通行不可のため、側道をまっすぐ行けば抜けられるのだが、井荻駅だけは側道がまっすぐ通っておらず、右折か左折を余儀なくされるのだ。迂回すれば済む話なのでまあいいが。

現地に着いたころは、向かい風との苦行のおかげでかなりヘタってしまっていた。

N君とN君の長男スーパー小学生K君と合流。8時エンデューロ開始。一番手はお父さんの方。8ラップ、約40kmを1時間10分ちょっとで2番手に交代。さすが奇人N。アップもせずだらけた表情で飛び出していったが、あの強風の中平均32km/hオーバーで上位7-8番手を維持したまま入ってきた。彼はロード専門にやっても十分に強いと思うんだが、トライアスロン命なのだ。2番手は僕。待っている間強風に晒されて完全に身体が冷え切ってしまった。この周回路、単純な四角形で、最初北上し、土手を渡って南下してくるコース。最初のホームストレートに出るなり強烈な向かい風。また向かい風。今日くらい風が嫌いになった日はない。最初の一周は元気があったというものの、それでも25-6km/hしか出ない。いきなり心拍は165前後まで上がる。まるでヒルクライムだ。みな頭を下げて下を向いてひたすら漕いでいる。脇で見ている散歩のおじさんも「この強風でなにをしとんのかね?」という感じで見ていた。折り返しのバックストレートは逆に追い風。42-3km/hで時間を稼ぐ。でも全長が5km満たないくらい短いので、あっという間に楽園は終わってしまい、すぐにまた向かい風との苦行が始まる。この単調なインターバルの繰り返し。バックストレートは追い風で楽だが、雨水なのかなんなのか分からないが水が路面一杯に数カ所浮いていて、通るたびにお尻やら脛やらが冷たくなる。

そういえば、よくお世話になっているなるしまフレンドのSさんがいた。ふとバイクを見ると泥除けがしっかり装着されている。聞いてみるとよくこの場所で練習されるらしく、ここでは泥除け装着は常識だそうだ。

周回を重ねていくうちに向かい風との戦いで乳酸が溜まり、平均速度も徐々に落ちていく。最初の周回で、冷え切った身体に鞭打って一気に上げてしまったのが失敗だった。もっと様子を見るべきだった。結果、8ラップ、1時間15分、平均30km/hにわずか届かずK君に交代。こういうイベントを使った練習は実に有効だ。普段一人ではなかなか追い込めない。今日も向かい風の中すぐに脚が売り切れてしまった事を反省材料に、もっと練習に励もうと思った。

今日は朝霞に住む長兄の家に寄る予定だったので、K君が立派に4ラップこなし、最後N君に交代したところでN家族には申し訳ないが一人離脱。外環道の脇道を戻り、川越街道の一本手前の道を朝霞方向に進んで長兄宅に到着。

長兄宅で久々に姪っ子2人に会う。長男出産間近だったので正月に実家に帰らず、お年玉を渡せてなかったのでどうしても寄りたかった。こちらは親経由既に貰っていたからだ。兄弟といえども、こういう礼儀のプロトコルは大事だ。ランチを頂いて色々とおしゃべりしていたらあっという間に14時になってしまったので出発。

帰りは追い風でこの上なく快適だ。車の渋滞で一部走りにくい箇所はあったが、1時間強で無事帰還。

汚れに汚れたバイクをしっかり洗い、長女と一緒に近所のスーパー銭湯に行って汗を流す。

サムライジャパンが韓国相手に完勝し、実に旨い酒が飲めた。何とも中身の濃く長い一日だった。