家族小旅行 Mt Fuji ヒルクライム初参戦

土曜日は天気が朝から悪かったし、喉の痛みも相変わらず引かなかったのでたっぷり朝寝坊。
だらだらと準備をして、わずか一泊旅行にも関わらずトヨタのLLクラスミニバンがパンパンになるほどの荷物を詰め込んでいざ出発（普段の旅行だけならそんなでもないが、今回はバイク、ホイール1セット＋ローラー用ホイール、ローラー台、工具箱、これに歩行器、ベビーカー等々積んだので『どこいくの？』と聞かれんばかりの大荷物になってしまった）。

受付を先に済ませるために北麓公園に直行。しばし出店を見て回ってホテルにチェックイン。
食事を済ませ、温泉に浸かり、早々に寝たいが今回は家族旅行。そうも行かず子供の世話をしながらなんとか寝付かせることに成功。あとは夜中に起こされないことを祈るばかり。

快晴　日本晴れ

翌朝4時起床。にぎりめし2つ食べてからローラー台で30分アップ。最初の10分軽く上げてから4分-2分を2回。10分流して終了。結構汗をかけた。平地鬼平機関車の後輩N、そしてこれまた家族と旅行を兼ねて来ていた後輩のO君と合流。北麓公園までアップを兼ねて気持ちよく回して上がっていく。

既に公園は人とバイクで一杯。これは立派な大会だと感心した。感心したと言えば天気。こんなきれいな富士山を見たのは久しぶりだ。なんだかとってもいい気分。

スタートは4000番台。勝手がよく分からず、計測開始時点まではゆっくりと進む。料金所からいきなりの急勾配。平均斜度が5.2%というのは頭に入れておいたが、この序盤の斜度には気が滅入る。いつも走っているコースならいざ知らず、しかも24kmものヒルクライムは初めてだ。どの程度のペースで進んでよいかよく分からないまま、ただとにかくHRは170を上回らないようにだけ気をつけるようにした。

途中でいいペースの数人がいたので静かに後ろに付かせて貰うが、速度が一定でなく付きにくいのでまた一人で進む。でもどうやら後ろにお一人結構長い距離僕の後ろに付いている方がいたので、その方を離そうとついつい踏んでしまってこれまたペースが乱れる。

10km経過でちょうど37分。ヤビツのコンビニからのタイムをやや下回る程度なので、このペースでいけばいいかなと思いつつ、頭の中で計算してみると、このままだと1時間30分も掛かってしまう！24kmだから37分を2.4倍して、、、なんて考えていたらよく分からなくなったので考えるのをやめ、ただ心拍と、自分の脚に相談しながら残り14kmをなんとか走り切ることにした。

今日は結局ZIPP404の前後に12-27のカセットという組み合わせ。前回ヤビツでこの組み合わせで走ったが、ES+12-25の組み合わせよりも1分以上遅かった。でもどうしてこの選択になったかというと、ZIPPの軽さに賭けたのと、単に12-27のカセットをZIPPに付けっぱなしだったので交換が面倒だったから。今回も27があるという安心感がいつの間に便利な逃げ道具に陥っており、気がつくと勾配のきついところで27に落とし、斜度が戻ってもしばらく27で楽ちんをしてしまっていた。どうにも心が弱いらしい。よくまだ分からないが、アルミリムの方が登りには良いような気がする。

そうこうしているうちに20km通過。10-20kmもこれまた37分ちょうど。ここまでで既に1時間14分。最後の坂をクリアし、平地ではアウターに入れて35km/h前後でタイムを稼ぐ。ゴール前の坂を登り切ってゴール。1時間26分6秒。うーん、初参戦なのでよく分からないが、どうにもこうにもなんだか不完全燃焼。ゴール後、全然追い込めていない自分に少し苛立ちを覚える。

ばらばらにゴールしたNとO君と合流して仲良く下山。下山しながらNと色々と反省会。追い込めなかったのは、その日たまたま追い込めなかったのではなく、こういう時に追い込めるように普段から練習しておくべきというのが最大の反省。今日は27に逃げてちんたら楽をしてしまい、その結果心拍も165前後で推移していた。これでは全くダメだ。

でも天気も良かったし、景色も愉しめたし、非常に楽しいイベントだった。ヒルクライムは自分にとっては良い練習の一つなので、これからもチャレンジしていこう。

午後はへろへろになりながらも午前中待ってくれていた家族と富士急ハイランドでお遊び。お遊びといってもまだ一番上が小学校1年生なので乗り物に色々と制限あり。赤ん坊も2人いるので大人が常にどちらかを見ていなければならず、何個か乗り物を楽しんで夕方温泉に。高速に乗る前にハンバーグを腹一杯食べてから帰京。東名の渋滞にはまり、回避すべく246北上したが名古木で大渋滞していて今度は小田厚経由で東名に乗るという、これまた迷走して先ほど帰宅。大量の荷物を車から引き上げ、精も根も尽き果てたという感じ。ブレーキシューをノーマルに変えたいがそんな気力もなし。長い一日だった。。