青葉練 真鶴往復 170km
2週間振りのロング。今月は体調を落としていたので少し不安もあったが、とにかく練習。
いつものように6時に青葉区役所前に集合。集まったのはid:bean_cyclehorseさん、id:m-kipさん、それにid:max-kozさんとKMCから"悪魔"ことE口さん。5名で出発。行き先は真鶴。
246から境川へ
平和な時間が流れる。E口さんと練習ご一緒するのは初めてなので、どの程度"悪魔"なのか知らない。他のメンバーは大体分かっているので、今日は悪魔現るのか、そうでないのか、境川を下りながら後ろでびくびくしていた。Racing Speed、ZIPP、FFRDと錚々たるディープ集団に囲まれながらも、まだその悪魔は出現していない。
藤沢橋から湘南新道→134へ 悪魔降臨
湘南新道に入ったところで僕が思っていたのは、今日は恐らく160km以上のロングになるから、できるだけみんなでペースを維持しながら出し切れるような練習になるといいなあということ。
そんなとき、一人の少年ローディーが現る。彼は藤沢橋で一緒になり、我々が先行したのだが、赤信号を豪快に無視して我々を置き去りにすると言う暴挙に出た。この暴挙は誰の目から見ても許されない行為であった。時に2010年6月26日午前7時11分、ついに"悪魔"が降臨した。この少年に我々は再び追いついたのだが、彼を抜く瞬間に集団からMavicの白いウェアを纏った悪魔が一瞬にして先頭に立ち、一気に彼を置き去りにするというお仕置きに出たのだ。しかしその悪魔のお仕置きは彼だけにとどまらない。一緒に走っていた我々をも置き去りにしようかという程のお仕置きだった。ペースは一気にアップ、集団は悪魔の背中から鎖で繋がれ、市中引き回しの刑よろしくズリズリと引きずられ始めた。
134を小田原まで
悪魔の牽きは暴力的だった。久しぶりにあんな暴力を見た。僕のフォームは乱れ、心拍は160後半まで上がった。これでは完全にオーバーヒートしてしまう。悪魔に蓋をすべく、他のメンバーも含めてローテを開始するも、悪魔は自分の番になると一気にペースを上げ、後ろはまた蓋をするためにペースを上げるというまさに"苦しみの重層構造"。
小田原から真鶴まで 一番きつかった
小田原を過ぎて135号を更に南下、真鶴を目指す。ここからのペースはまさに地獄。路肩が狭くなるのと、車のペースも速いので一旦ローテは凍結、悪魔が先頭を牽くモノの、ペースは全く落ちない。海岸線とは言いながらも、短いアップダウンがあるため、その都度心拍は跳ね上がる。もう切れてしまいたいという欲望と闘いながら、真鶴新道料金所脇のトンネル前登りに差し掛かる。ここが今日一番の心拍、184を記録。最近ここまで上がったことない。真鶴駅前のセブンで水分補給休止。
旧国道135号の3%登り経由で折り返し
折り返して山側の旧道をダラダラと登る。ここは約3%。また悪魔の地獄牽きが始まるかとビクビクしていたところ、Bean隊長が切れた。切れたのか、それとも意図的に落としたのか？朝集合場所で「今日は明日の房総練のために流す」といっていたことを思い出す。
海岸沿いに再び合流してから小田原に入り、往路と同じように1号から134号経由江ノ島を目指す。とここで再びBean隊長が後方待機ながらも離れる。ペースを少し落として呼吸を整え、134号へ。追い風もあって自然とペースは上がるが往路ほどは激しく攻めず、ほどよいペースで進む。
2度目の水分補給（今日は本当によく水を飲んだ）の際、もともと僕を除く皆さんはユウキ食堂へ行くと言っていたが、隊長がこんな具合なので全員で真っ直ぐ帰途に着くことに。江ノ島まで進まず、湘南新道に入り、境川経由で246へ。
246の最後の2段坂、しらとり台からヤマダ電機に掛けては悪魔が先頭で一気にペースを上げる。しらとり台の信号まで付いていくのにやっとで、切れる寸前だったが、なんとか信号をクリア、一旦下ってペースを上げ、再び登りに入ったところで万事休す。脚は進まず、悪魔とmaxさんを捉えることは出来ず。最後は流して終了。自宅帰還までちょうど170km、自宅 to 自宅の平均は29.9km/h。朝の30分アップ、途中の流し、かつ信号完璧に守った割に高い数字となった。これも悪魔のおかげ。
青葉練はこれからも色々な練習を取り入れながら良くなっていくと思う。仲間と切磋琢磨することが一番。皆さん、相変わらずタフな練習でしたが、ありがとうございました。
夜は焼肉で回復練
家内が美容院に行くというので、帰宅して直ちに午後練開始。夜は義理の両親と一緒にたまプラで焼肉。たっぷりと栄養補給して超回復を狙う。
今月は走り込みが足りないのでスタミナ面と筋力の面で心配。体重が落ちたので身体は軽いが、パワー不足だ。体調の波は良い方に向かっていると思うので、再びパワー系の練習をやっていこう。ジテツウでも何か考えてパワー系の練習をやらないと。
