trek5200のブログ

サラリーマンパパのロードバイク日記

AOB246 沖縄対策 根性練 Part2 ヤビツ3往復 153km 獲得高度 2,567m

今日はDNSの人が多かったので、キングmuRataさんと事前に打ち合わせ、ヤビツを出来るだけ登る根性練をすることになった。本当は3,000m獲得目指して色々と考えたんだけど、中々難しい。しかも今日は僕が早めに帰ってこないといけなかったので、キングには申し訳ないけど、合わせて貰った。

すると、昨夜遅く、ノブちゃん(id:VivaCiclista)から「行きマース」との連絡が。
単にヤビツをひたすら登るだけの根性練だけど、付き合ってくれるという。本当にありがたい。

午後時間が詰まっていたのでいつもよりやや早めの5:30に246沿いのローソンにmuRataさんと待ち合わせ。10分後に青葉区役所近くの246交差点でノブちゃん合流。

まだ暗い。のに意外と交通量が多い。昨日、muRataさんには「僕と一緒だとペースが合わなくて練習にならないですよ」と言っていたが、付きイチで黙って付いてこいという。こういう体育会系のところが大好きです。

ノブちゃんと合流してすぐ、なるしまジャージのお二人が先行する。結構なペースで進むので、我々も後ろからついていく。一緒に行きましょうということになり、muRataさんがローテに加わるが、長津田の坂でなるしまジャージのお一人が強烈な中ギレ。どうしようかと思ったが、仕方なくパスして追う。少しペースを落としてその方を待ち、再び西進。するとその中ギレした方がぽんと後ろから飛び出してきて先頭に出る。ん??やはりキングも思ったことは一緒か、0.2秒後にキングが被せる。大和トンネルではキングの一本牽きで52-3km/h。なるしまのお二人はその後別ルートを選択された。たしかBHのフレームの方、以前雛鶴でお見かけしたことあった。

後方で控えていたノブちゃんがこれまた体育会系の律儀さと、責任感の強さで後半前に出る。実はここで金魚のふん1号の不安的中。ノブちゃん参戦でアベレージが上がるので、自分には非常にきつい。不安的中で、いつもの412号分岐まで平均が34.2km/h。なんですか、この数字は。厚木以降は信号も多くなる上、善波の登りと、名古木からの登りもあるのに、藤棚のコンビニまで平均が32.1km/h。もうヤビツを登る前にヘトヘトになってしまった。

日曜日の183kmの疲れがまだ脚に残っていた。簡単に抜けない。でもここでしっかりと長い登りを走り、免疫を付けておくことが最も重要。Y岡さんも今日は房総で山に行ってるのかな?

さて、藤棚からいよいよ今日の課題。時間を考慮し、3往復することに決めた。ルールは、山頂に到着した人は最後尾の人を拾いに下山し、再び山頂まで登るという過酷なもの。この3人では僕が最後尾なのは明々白々なので、2人に迷惑を掛けないように大きな差を付けないことが求められる。ある意味プレッシャーの掛かったヤビツ3連発だ。

1本目:36分21秒 2本目:37分7秒 3本目:36分50秒

1本目。予想通り蓑毛の急坂から2人にじわじわと離される。久々のヒルクライムだったので、登り方を思い出しながら、自分のペースで登る。蓑毛バス停付近までの急斜面がきつい。今日は快晴だったので、本来森林浴を楽しみながら登りたかったけど、そんな余裕はゼロ。日曜日の疲労と、往路のハイペースがじわじわ脚にくる。3本も登るので、心拍は170を超えないように意識しつつも、あまりペースが落ちないように頑張る。そういえば、EPSでヤビツを登るのは初めてだ。ハムストとお尻がパンパンで、菜の花台駐車場を過ぎたあたりからきつくなる。一本目のゴールは36分21秒。2人は34分くらい?でも拾われる事はなかった。

下ってすぐに2本目。muRataさんも日曜日の疲れが脚に残ってるとのことできつそう。ノブちゃんは元気だ。2本目はダンシングとシッティングを交互に均等に入れながら進む。コーナーでつらい場面が数回あったけど、2本目はペースを控えてくれたおかげで3人同時に山頂ゴール。37分7秒。それにしてもヤビツ山頂に向かう車が異常に多い。どうなってるんだ?!って車の人は「なんでこんなに自転車がいるんだ!??」と思っているだろうな。。

再び下って3本目。実は2本目を登っている途中でかなりつらくなり、そのまま裏に抜けて宮が瀬から帰路につくアイデアも一瞬出たけど、初志貫徹。3本目も実施。
もう脚が言うことを聞かなくなっている。1本目同様、蓑毛の急斜面で2人に少し距離を置かれるが、何とか見える位置でバス停をパス。その後一旦近くまで復帰するも、ノブちゃんが痛恨のフロントパンク。muRataさんが一人でやや前を先行、僕がゼーゼー言いながら追いかける構図。菜の花台駐車場の先まではコーナー手前目視できる位置で追いかけていたが、徐々に距離を空けられてしまった。自分も実は3本目なんてどこかでギブアップするかと思っていたけど、muRataさんの大きな背中を見せつけられると、止めるわけにはいかない。これが仲間と練習する最大の効用。3本目は36分50秒。

下ってノブちゃんと合流、蓑毛バス停すぐ下の急斜面で車がハザードを出して停まっている。横を通過するとその車の前にロードバイクに乗った女性が転倒している!すぐにバイクを停めて様子を伺う。ここはプロ中のプロ、普段からこれを生業としているノブちゃんの出番。手際よく身体の状態をチェック、意識があるか、色々と質問をしながら問題無いことを確認。この女性、一人でレンタカーで川崎から秦野まで来て、ヤビツを登っていたという。バイクの方は右側を擦った跡があるが、ホイールもフレームも特に問題なさそう。無事を確認して先を急ぐ。いや、ノブちゃん格好良かったな。一日中オフィスでPCとにらめっこしている僕なんか何の役にも立たず。

名古木から復路開始。復路は全体的に登り基調、特に厚木から先のアップダウンはきつい。が今日のもう一つの課題は、山をさんざん登った後、この246のアップダウンをガンガンに攻めること。

ただ僕はヤビツ3発で完全に青色吐息。muRataさんとノブちゃんにお願いして再び付きイチ。ぐんぐんペースが上がる。厚木からのアップダウンも全く容赦なし。大和のアンダーパスではノブちゃんが着火してペースアップ。これにmuRataさんが応戦。もう自分は訳の分からない液体が口から飛び散る始末。脚も酸欠状態といった感じで、「ご主人様の命令には従いません」といった具合。トンネルを通過した後もペースは落ちず、あっという間にヤマダ電機坂へ。ノブちゃんが突っ込み、muRataさんがその後被せる展開だったが、残念なことに飛び出してくる車と、その直後にぐいっと左折する車に二度も阻まれて不完全燃焼。でもまあ十分です。さっきチェックしたら、往路名古木からの平均は32.0km/h。

奥さんのdueが近いというのに参加してくれたノブちゃんと青葉区役所で別れ、キングと恒例の反省会を246沿いのコンビニで実施。自宅には12時前に到着。

実のところ今日のヤビツ往復根性練習には不安があったが、3本ともそれなりに登れたことは多少なりとも自信に繋がった。肝心なことは、沖縄210kmの途中に襲ってくる登りをどう対処するか考えること。自分の実力以上のペースでは走れないので、自分の得意とする走り方、最も体力を温存できる走り方を常に考え、周囲を見ながら登ること。自分と似たようなペースの人がいるはず。速い人につられて自爆することがないようにしなければならない。

muRataさん、ノブちゃん、今日は本当に密度の濃い、最高の練習が出来ました。付きイチでしたが、そのおかげで最後まで付いていけることが出来ました。本当にありがとう(涙)。

下りの走り方

正統派競技自転車部出身のノブちゃんは下りが速い。びびりの僕は今日、下りの練習もしなければと思っていた。完全我流、適当派の僕は正しい下り方を知らない。そこでノブちゃんに色々と聞いてみた。

下りでも、Rのきつくないところはそれほど苦手意識はないが、Rがきついところになると恐怖心が先に出て腰が引け、コーナーの手前でブレーキングして恐る恐る曲がっていく傾向が強い。ノブちゃんから教えて貰ったのは、あまり後ろ加重になってしまうと、フロントタイヤが仕事をしなくなるので、フロントにもある程度加重が掛かるように意識すること。確かに、自分は怖がって後ろにばかり腰を引いてしまい、フロント加重なんて意識したこともなかった。無論、極端にフロントに体重を預けるのはダメだろうけど。

実際に意識してハンドルを握ってみると、回りやすい。ヒントを得たような気がする。ノブちゃん、ありがとう。

↓反省会会場にて。レンズの曇りのせいでmuRataさんのEPSが曇ってしまった。。