trek5200のブログ

サラリーマンパパのロードバイク日記

尾根幹往復

一週間1ミリも練習出来ず。出張やら何やら。全く酷い一週間だった。矢のように時間が飛んでいった。

金曜日、出張先から早朝便で帰国。前夜深酒+早朝起床でしっかり寝ることが出来ず、しかも空港からまっすぐ出社してずっと会議。

日曜日は用があって練習できないので土曜日練習する約束をmuRataさんとしていたが、自分はこの疲労感では全く走る気にならず、一旦は練習をdecline。

しかし仕事が終わり、家に向かう電車の中で、やはり少しでも乗ったほうがいいし、一人だと絶対にまともに走らないだろうから、再びmuRataさんにメール入れて一緒に走る約束をした。

しかしmuRataさんもR君の七五三あり、早朝の2時間のみということで。

尾根幹往復 連光寺&ラストで上げ上げ

日の出が遅くなったので6時半に集合。
それほど気温も低くなく、連光寺前でウィンドブレーカーを脱ぐ。
連光寺坂ではmuRataさんの背中にしがみついて逆風をしのぐ。バス停まで目一杯もがく。心拍が180を突破したのは久しぶり。
尾根幹に入る。不思議なくらいあらゆる信号でストップする。そのせいで登りのダッシュがきつい。インターバルを掛けているようだ。
最後の長めの登りも下りの勢いを使えずゼロ発進から。
muRataさんがまずはシッティングで上げていく。雰囲気からここラストは上げに上げることは察していた。
ここの登りはトップ手前で斜度が徐々に緩くなるプロファイルになっている。muRataさんは中盤からダンシングへ。自分も振り落とされないように食らい付く。
しかし、斜度が緩くなり平地に入る手前でmuRataさんが更に踏み込む。あの緩い斜度でFTP値315WのmuRataさんに踏まれては万事休す。
muRataさんが立ち上がって真剣に踏み込む時はまずフレームが傾く。そして腰から大腿部、膝下までの脚全体が一本になってペダルに乗っかっていく。その時のペダルに与える量感が非常に大きく、後ろにいると筋肉の移動が音で分かるような感じ。ずっとmuRataさんの後ろにいると真剣に踏むときのこの「量感」が分かる。いわゆるトルクがぐいっと掛かる感じだ。こうなるともはや勝負有り。自分もハンドルに体重掛けて食らい付こうとするが、この登りの最後の最後で突き放されるともう付いていけない。平地に入る手前で2-3馬身離されてしまう。
ここからトンネルまでの直線。あの僅か5mの開きが詰められず、最後は30m以上離されて終了。最後の最後でドンと踏めるか踏めないかの差は非常に大きい。完全付きイチなのに離されると悲しいが、ここまでは一人では絶対に上げることは出来ない。

しばしセブンで休止してから復路。一転追い風。あ、往路はこんな逆風だったのか。それでも離されてしまうのだからmuRataさんの牽引力のすさまじさを改めて感じる。

普段は鎌倉街道に出て尻手黒川をぼやんと走るのだが、折角なので多摩川沿いに出る。
いつもの奥多摩からの復路の最終と同じルートを使う。追い風もあるが、muRataさんは45km/hの超高速で土手道路を延々と牽いていく。が、やはり土曜日なのでタンクローリー系が多く、ストップを余儀なくされてしまう。
ここで多摩サイへ移動してワープ。登戸から再び土手道路へ。246まで突っ走って帰宅。

2時間強の練習だったが、非常に密度の濃い、良い練習が出来た。約束してなければ120%寝坊していたし、出張を理由にいつまでもグダグダしていただろう。また、一人で走り出しても短時間で上げ切るような練習もしないだろうし、本当に走れて良かった。これはお互い家が近いことのメリット。ありがとうございました。