trek5200のブログ

サラリーマンパパのロードバイク日記

トレイルランレースデビュー

3連休初日。久しぶりにレースに参加してきた。
といってもバイクではなく、トレイルランレース。
レース参加とはいえ、走ることはほぼ初心者のようなものであるし、最近週に数回5-10kmを走る程度だったので、お試しのようなもの。まあ14kmの初心者コースなので大した事はないだろうと高を括っていたら結果は、、

先週末、近所の生田緑地公園がトレイルラン練習に向いていると知って行ってきた。こんな近所だったのに知らなかった。googleで『生田緑地 トレイルラン』と入力したら出てくること。結構近所の愛好家には適度な練習場として有名のようだ。確かに階段が多く、アップダウンもあり、短いけど鍛えるには良いかも。

ただ、あまりに調子に乗ってガンガン走ったら右膝外側に痛みが出てしまった。嫌な予感。思い起こせば随分昔。佐渡島一周イベントに参加した時、終盤右膝に痛みが出て最後動けなくなってしまった事がある。バイクに本格的に乗り始めた頃だ。

痛みはしばらく消えず、ずいぶんと苦戦した。しかし完治して以来、随分と負荷をかけて乗ってきたが痛みは長いこと出なかった。所謂、張脛靭帯炎というやつだ。

それ以来、インソールに気をかけ、膝の倒れ込みを防いだら張脛靭帯の痛みは再発せず、内側に痛みばかり出るようになった。まあ、いずれにしても右膝ばかりに問題が生じる。

そんな中のレース。痛みが気になる中スタート。ゆっくり走ろうと思っても、元来の性格が邪魔をする。序盤の2kmは平地オンロード。そこをいきなり9分という自分にとってはかなりのハイペース。そこから徐々に登り始め、オフロードに突入。膝のことを忘れて突っ込む。

トレイルに入ってからはまさに山の中。ずっと登り。前日の雨でかなり滑りやすい。トレイルラン用シューズの威力を知った。延々と登り、山頂到着。ノコギリヤマというらしいが、あまりの絶景に感動。しかし休憩する雰囲気などまるでなく、小さいパックのまま下りに入る。ここで大失敗。

前を行く方がペースを緩める。あれ?と思っていると、『おさきにどうぞ』と道を譲られる。バイクでいう先頭交代ではないが、譲られて先頭に。調子良くガンガン下って行く。かなり脚に衝撃が来る。滑りやすいのでブレーキを掛けようとするために脚への負担はかなり大きい。

下り切って最初のエイド。コーラを流し込んですぐに再スタート。しばらくオンロードをゆるく下り、再びトレイルに入る。すると、、右膝に痛烈な痛み。瞬間にやばいと感じる。しかしもうかなり奥まで入り込んできたので後戻りできない。しかもシングルトラック。かなりのぬかるみを結構な斜度で登る。後ろから、先ほど道を譲った面々がプレッシャーを掛けてくる。かなりピンチ。道を譲るにはスペースが無く、暫くペースを乱さないようにわずかな足の置き場を選びながら登る。

折り返しての山頂を目指すこのセクションは、後で経験者に聞いたら結構タフな設定だったようだ。途中ロープをしっかり握らないと絶対にクリアできないセクションもあった。

膝は完全に悲鳴を上げ、言うことを聞かない。漸く道脇にスペースあり、道を譲る。そこからは痛みを耐え、歩く以外に手段がない。とても走れるような状況ではなかった。

山頂をパスし、そこからのラストの下りはそれこそ苦行。かなり良いペースで来ていたのに、バンバン抜かれる。途中走ろうと試みるが、痛みに勝てず。右膝の外側、指で押すとピンポイントに痛む。佐渡の時と全く同じ痛み。

結局14kmを2時間20分。達成感ゼロ。

走り込みが全く足りないのにレースでいきなりガンガン走ったせいだろう。また、下りで無理した事も悪い。それよりも、同じところが痛むのが気になる。股関節の向きか、膝下のアラインメントが問題だとすると、根本的に治せないのではないかと不安になる。バイクでは痛みが出なかったのに。。。

トレイルラン経験者の先輩に道中相談したところ、『Born to run』という本を読むように薦められた。早速アマゾンでポチった。読後感想はまた後日。