八ヶ岳スリーピークス 完走記(23km)
2泊4日の出張から戻り、土曜日に八ヶ岳に向けて出発。
午後受付してから投宿し、しばし家族サービス。温水プールで思いっ切り子供達と遊んでしまい、既に体力を消耗してしまう。
更に夜のブッフェがこれまた素晴らしく、自家製生エールから始まり、赤白ハウスワインをぐびぐび。
でも家族旅行を兼ねているので当然といえば当然。ロードバイクのレースのような緊張感は皆無。
翌朝グッスリと眠る家族を起こさないように準備して出発。
23kmは7:30スタートという事だけ案内に記されているが、何時に行ったらいいのかわからず、適当に行ってみたら皆適当だった。なんだかホンワカしていて良い。
さて、当日のイデタチはこんな感じ。ど素人だが上下ノースフェイスで揃えた。
レース後の反省として、キャップはダメ。その1。大量の汗をかくが、ツバが硬いので邪魔して絞れない。その2。視界は広い方がいい。ツバが邪魔して視界が狭まる。出場者ほとんどがターバンのような、バンダナのような、頭全体を包むタイプを着用していた。あれだったら絞れるな。
サロモンのシューズは爪先が当たるので今回会社の後輩K沼君が愛用しているHOKA ONE ONEを新調。Speed instinctというタイプ。ショップで短距離用のものを探していると言ったらこれを薦められたので即買い。一度も試走も無く本番使用。結果全く問題なく、快適そのもの。
実は足入れした時に少し親指が内側に絞られる感じがあったのが少し気になったけど、全く問題無かった。
38kmの本チャンの人達がスタートしてから30分後に23kmがスタート。
デビュー戦の鋸山での反省から、今回はスタートは後ろの方から、のんびりと。
かなり遅めのゆっくりなペースで入るが、山に入っていきなりの登り。これは正直走れない。周囲の人も歩いている。これでいいんだ。安心。
それにしても昨日のプールとアルコールで脚が出だしから乳酸祭り。長い登りで腰をやられる。オヤジ臭いが腰に手を当ててゼーゼーいいながら登る。心拍は信じられない程高めだがマネージ可能。それより汗がヤバい。
水分はリザーバーに1L弱入れておいたので結果最後まで足りた。しかし走っているとかなりジャバジャバうるさい。
折り返しからは下りが始まる。第2エイド手前の下りはかなりテクニカルで、周辺の人皆ガンガン下るしシングルトラックなので自分だけタラタラ走るわけにはいかず。ここで飛ばして大腿四頭筋をやられる。
下りは続く。かつて経験のない動きに太腿が悲鳴を上げ始め、苦しくなる。
ふくらはぎの上部、膝裏下がパンパンになる。こんなところ痛んだことないぞ。ランそのものに慣れていないからだろう。
こんな感じ。
オンロードでも走った事のない距離をトレイルで走るというのはかなり無謀だったのかもしれない。徐々にペースが落ち始め、脚も前に出なくなる。前半の登りは付いていけだけど、下りで筋肉崩壊。
それでもなんとか下界に降りてきて、2時間49分でゴール。トップは1時間40分代らしい。なんだそれは。
ペースは7:33/km平均、心拍は159拍平均。最高が171。心臓には良いトレーニングになった。
家族を部屋に残しているのでゴールの余韻も感じないまますぐに駐車場に戻りホテルへ。
午後再びプールで子供達とはしゃぐが、ダウンして1時間程プールサイドのベッドで死んだように落ちてしまった。
帰りの中央道は大月から30kmの渋滞と出ていたので、回避して大月JCTから雛鶴峠へ。これが正解で、ストレスなく下道で帰宅。
まだどこかのレースを探して参加してみよう。トレイルランは大抵空気の良いところで行われるので、家族を連れて行くにも良いし。