trek5200のブログ

サラリーマンパパのロードバイク日記

都民の森 140km 激坂 風張林道

6時集合。午後から北海道に出張だというのに、克兄が駆け付けてくれた。しかも新品のコスカボエグザリットで。うーん、Visual的に自分のドストライク。かなり食指が動いてしまった。

先週と同じようにmuRataさん先頭でじわりと上げていく。相変わらずの牽引力。

今日は睦橋通りから武蔵五日市駅に向かい、檜原村役場の先を右折する。先週鋸山を下ってから通った道だ。

透き通るほど清らかな渓谷沿いに徐々に高度を上げていく。驚いたのはこれほど山奥なのに民家がなかなか途切れない事だ。

激坂 風張林道

muRataさんから「風張林道でも行きましょうかね」とメールでかるーいジャブを貰っていた。事前に調べてみると「最強の激坂」とか、「立ちゴケ必至」とか、「斜度20%」とか、色々と素敵な謳い文句が出てくる。

今朝集合したときにその話をmuRataさんにしたら、「まあ、鋸山より短いっす」。その言葉を信じていよいよ風張林道へ。

一度道を間違えて1km程激坂を登ってしまった。これで軽く脚を消費。

再び下って更に奥へ。「きのこセンター」の看板を見つけてここからスタート。
出だしからきついが、これは単なる助走。
右に鋭角に曲がってからいきなり10%以上の登り開始。
鋸山と違い、路面状況は非常に良い。しかも視界が比較的開けているのはグッド。

しかし、ここから信じられないような斜度が続く。

当然39-25T。斜度は15-20%。ケイデンスは35-38位で、速度は8km/hとか。
序盤はそれでも蛇行せずに進んだが、何度かコーナーを過ぎる度に斜度は衰えるどころか益々壁となり、いよいよ蛇行開始。シッティングではつらくなるので、所々下ハンでダンシング。

なんとか「きのこセンター」に辿り着く。ここからまだ1-2kmあるというmuRataさんの声。

ここから斜度は更にきつくなり、あとでルートラボで調べてみると、25%が500m続くところがあった。なんてこった。こんな激坂走ったことない。

途中で視界が一気に開けて絶景に出会う。これはすばらしいが、止まってしまうと二度と走り出せないと思い、前を向いて進む。

引き続き蛇行を繰り返す。ダンシングすると後輪がスリップ。

これは完全にmuRataさんにダマされた、はめられたに違いない。先週の鋸山なんて可愛いもの。和田峠なんてわずか3km10%しかない、と思う程の激坂。

結局ラップボタン押してから山頂まで5.7kmも登った。この間の平均斜度は12%。右に鋭角に曲がってからの3.6kmは平均14%。確かに鋸山より短い。わずか300mだけど。

都民の森で小休止してから下山。

激坂で脚腰の芯まで疲弊した感じ。きついSFRをレスト無くずっと回した感じ。
muRataさんは僕ら2人をダマして林道に誘い込み、脚を無くしてから更に甲州街道引き回しの刑に出た。逆風の中引き回すmuRataさんの牽引力はもうそれは犯罪の香りすらする。

多摩川沿いまで辿り着いてもmuRataさんの勢いは変わらず、逆風の中延々と牽いてきたにも関わらず45km/hまで引き上げる。途中ローテするが数回しか持続せず。

週末は廃人の気配。

克兄は無事に北海道に行けたのだろうか。。