trek5200のブログ

サラリーマンパパのロードバイク日記

湘南トレーニング 133km

昨日半休して本当に良かった。薬が効いたのか、少し喉に違和感が残るが、朝起きた感じは昨日とは随分と違う。
意を決して出発の準備を、と思ったらリビングで家内が長男に授乳中だった。申し訳ないと思いながらも折角の強化練のチャンス、許しを貰っていざ車で大船へ。

8時前に後輩N宅に到着。いつも合宿所代わりに使っていて奥さんにも申し訳ないと思う。しかも週末の早朝から。が、ここは少し一般の家庭と訳が違う。まず玄関。入るとマウンテンバイクやら何やらで人が通れない。ここの家庭は子供まで全員バイクをやるのだ。車はレガシィワゴンだが、4台バイクを積んで遠征すると言う。

今日はもう一人、会社の後輩でNと同期のM君と。そもそもN君とM君がトライアスリートで、宮古島に向けてきっちり走るというので僕が合流させてもらった形だ。M君はNと随分と異なり、容姿端麗、非常にスマートなappearance。消防士かレンジャー部隊にしか見えないNとは大違いだ。でもまあ、こういう色んなタイプが混在するところがうちの会社の良いところだ。
ちなみにM君はサッカーが本職。基礎体力が違う。そういえば中学時代、マラソン大会上位はサッカー部がいつも占めていたなあ。

準備が出来たところで3人で出発。江ノ島から134号に入る。するといきなりエンゾ早川氏と遭遇。彼の執筆本は何冊か既に読んだ。なかなか面白かった。確かにヘルメットしていない。「おはようございます!」と挨拶したら「うん」という感じで頷いてくれた。

Nが先頭、僕が真ん中、M君が最後尾という車列。134号を西に向かい、最近焼けてしまった旧吉田邸の先を右折して北上。今日のメニューは前半に山を加えて脚を使うというもの。レイクウッドCCからやまゆりラインというところを走った。いずれも初めての道。坂自体それほど長くは無いが8%前後の坂が脚を消費させる。やまゆりラインは車も少なく、アップダウンあり、非常に楽しかった。

国府津から再び134号に入り更に西に向かう。脚を使ったところでNが更に先頭を引く。もう付いていくだけで精一杯。小田原をパスし、真鶴道路(旧道)に入る手前で補給休憩。ここまでで既に70km近く走った。もう引き返そうかと思ったら「まだ物足りないでしょ」とNがニタニタ。結局真鶴まで行くことに。

真鶴旧道を進み、真鶴駅の先で折り返し。今度は真鶴旧道ではなく135号を北上。真鶴駅の裏を通過したあたりから2-3%の緩やかな登りが続く。ここもNが後部車両を引きちぎらんばかりにがんがん行く。とにかく離されないようについていくだけ。後ろのM君もかなり息が上がっている。下りに入るとNが更にギアを掛ける。下りなのに脚が辛い。デジカメを持ってきたので、折角の相模湾の美しい景色を撮ろうと思うが、全くその暇を与えてくれない。根府川で再び海岸線に入るが、この時点で結構脚にキていた。

ここからは一路北上。大磯周辺までは何とかお尻にかじりつくという感じ。Nは重いギアを一定のペースで踏んでいく。
江ノ島まで残り20kmまで来たところでNがついに本領発揮。本気で車列の引きちぎりに出た。ここまで何とか付いてきたが、ついにじりじりと離されていく。徐々にではあるが確実に離されていく。「まだ負けませんよ」という意思表示か。ぎりぎり目視で確認できる距離まで離されて終了。後ろを見るとM君も遅れていた。江ノ島の先を左折するポイントで三車両再連結。Nの自宅までは脚をほぐすようにクールダウンして帰った。

結局走行距離132.6km。走行時間4時間32分、平均速度29.4km/h。

N宅着後僕はすぐに帰途についたが、トライアスリート2人はその後すぐに5km走に飛び出していった。なんという体力。

16時前に帰宅。すぐに風呂に入り、ついでに次女と長男を風呂に入れた。

ZIPPについて

今日は、先日知り合いから下取りしたZIPP404を前後装着して初めて走った。最も感心したのが平地で脚を止めた時の伸び。これだと体力の消耗が違うに違いない。あとは軽さ。普段使用しているキシリウムESよりも前後でタイヤも含めて200g超軽い。実際に登りでも軽さを感じた。これならばヒルクライムでもアドバンテージを得られるだろう。ブレーキはCORIMAのシューを使用したが、予想していたよりもしっかり効くことが分かった。色々と収穫の多い練習だった。

↓今日の連結車両。右がNのピナレロ。リアはZIPP808。フロントはCORIMAの予定だったがエアがうまく充填できず問題回避の為に急遽アルミリムに変更。左がM君のKUOTA K-FACTOR。彼は格好も頓着無く、アウターはサイクリングウェアでなく単にアディダスのウィンドブレーカー。それでも速いから素敵だ。真ん中が僕のCERVELO R3。だんだんフレームの特性が分かってきた。