trek5200のブログ

サラリーマンパパのロードバイク日記

ジテツウ 56km

久しぶりにジテツウを敢行。
ここのところずっと残業続きでジテツウが出来ない状態が続いていたが、地震が発生し、通勤状態が不安定になり、深夜まで会社に残ることが出来なくなったこともあって、気分転換に。

id:max-kozさんのブログにもあったように、ガソリンスタンドのかなり後方から左側はガソリン待ちの車で埋め尽くされていた。色々と事情があるのだろうから、ガソリンを必要とする人は大勢いるわけで、ある程度は仕方ないと思う。商用の方もいるし、特定の職業の方にとっては致命傷だろう。けど、別にまぶしくもないのに車内で真っ黒なサングラスしてベンツCL600を運転する奥さんとか、不要不急でない方面の人達まで頑張って並んでいるのは不思議な光景だ。死んでも電車なんか乗らない、っていう人達なんだろう。

引き続き福島原発での決死の作業が進んでいる。あの状況で現場に突き進んでいく東電の社員さんや協力会社の人達のことを思うと、胸が締め付けられる。大惨事を回避すべくあらゆる努力をして欲しいと思うものの、あの方達にも家族がいるわけで、僕らは何を言えるのだろう。

節電の知恵

我が家地域は夜停電の番だった。家内には家内の実家にいくように言ったが、同じマンションの仲良し家族と、すぐそばに住む同じく仲良し家族と、3家族が一つの家に集まって過ごしたようだ。夜停電の場合はランタン3つあれば相当に明るいし、話題に事欠かずあっという間に時間が過ぎる。停電でなくても、夜一つの家庭に集まれば2家庭分の電力が節電できる。一石二鳥というわけだ。毎晩続けるという。子供達も似た歳の子供ばかりなので、子供同士も退屈にならずに済む。

往路、夜道は暗かった

ぎりぎりまで残業し、ジムが閉まる直前に駆け込んで着替えて出発。
第二京浜から環八、多摩堤通りから246と、通常の往路だったけど、街灯が所々消されているので少し暗い。気をつけて走らないと思わぬ落とし穴にはまってしまうので要注意。それより、一番気になったのは空きタクシーの客待ちだ。朝GS待ちの行列と全く同じ光景。特に品川駅のタクシースタンドに並ぶタクシーの列なんか、果てしなく長い。皆アイドリングしている。ガソリンが欲しくて朝から並ぶ人と、客が欲しくてLPガスを浪費する人。五反田駅周辺は空きタクシーしかいなかった。
夜道は暗く、交通量も心なしか少ないと思った。眉村 卓のSF小説に出てくる場面のようだった。慣れ親しむ道路がいつもの道路じゃないような不思議な感覚。

買い占めの理由は?

どうも不思議だ。会社でもこの話題について話すことが多いが、誰も買い占めなどしていないのだ(一部の極端なパニックおばさんを除いて)。家庭が求める標準的な需要に対し、供給が足りていないだけ。単にそれだけの理由。誰も牛乳や納豆で冷蔵庫をパンパンにしているわけではないだろう。どの家庭もそんなに収納スペースが豊富とは思えない。「買い占めしないでください」ではなくて、「供給のペースが遅れています。生産は順調ですから、少しの間辛抱して下さい」が正しいのでは。まるで牛乳を買いたくて並んでいると買い占め犯のように言われるのが不思議でならない。