trek5200のブログ

サラリーマンパパのロードバイク日記

Mt富士ヒルクライム2010 1時間21分50秒

今年も日本晴れに恵まれたこの大会。結果は1時間21分50秒(自己計測)。昨年よりも4分16秒更新。目標の20分切りは出来なかったけど、それなりに満足。詳細は追ってupします(疲れた〜)。


前日〜Easyに40分だけローラー台

前々日なのでしっかり睡眠を取ろうと思い、無理せずゆっくり起床。
胃腸の調子はこの2日で随分と良くなった。しかし脚はこの数日ですっかりむくんだ感じになってしまっていたのでローラー台で40分間だけeasyに流す。
スプロケを12-23に交換したり(ZIPPには11-23が付いていた)、チェーンを清掃したりしてレースの準備を整え、一泊分の家族の荷物を2つのレスポに詰める。

昼頃に富士吉田に向かう。受付を先に済ませ、宿泊宿へ。翌朝早いので、今日は早めの夕食、早めの就寝を狙う。山中湖が一望できるこの温泉宿、大浴場が中々良い。チビ助と2人でゆっくり暖まる。
18時から夕食。チビ達がいるとゆっくり食事もできやしないが、まあせめて雰囲気だけでも。この一週間は体調を落としていたこともありアルコール類は避けていたが、美味しい食事を前にして生ビール中ジョッキをぐいっと。最高にうまかった!
21時頃から部屋を暗くしてチビ達を寝かしつけに入るが、車の中でぐっすり寝てしまった次女が最後まで抵抗。結局何時だか分からないが結構遅くまで付き合わされてしまった。子供達も外泊となると楽しくて興奮してしまうらしい。

レース当日

(1) アップ - ローラー台で30分
3時40分頃に起床。山中湖畔は結構冷える。身体を温めるべくまずは温泉へ。じんわりと暖まってきたところでレーパンとTシャツというイデタチで旅館の駐車場でローラー台を回し始める。10分間アップしたところから徐々に上げていき、心拍160まで上がったところで徐々に落としていき、最後10分間はダウン。
汗を拭き取り、着替えて集合会場の北麓公園へ向かう。ここから距離にして8km。あざみのラインの直線の登りを再びアップ代わりに使う。しばらくすると後ろからM田さんから声を掛けられた。同じグループ3だったので一緒にスタートしましょうと約束していたので好都合。宿でローラーできなかったそうなのでここで少し上げる。ぐわっと上げて心拍165まで上がって二回目のアップ終了。ここまでやれば十分だろう。
スタートまで十分時間あるが、下山用荷物を預けないと行けないので集合場所へ直行。バイクを置いて、しばらくM田さんとおしゃべりしながら時間が経過するのを待つ。
会社の仲間も今回随分と多く参加していた。携帯をうっかり下山用荷物に入れてしまったので連絡が付かなかったが、前に行ったらほぼ皆さんと会えた。昨日まで出張だったG先輩を始め、Sさん、O君、D君他3名ほど。中々の盛況ぶり。なんだか楽しい。

(2) レース開始
グループ3は7時5分からスタート。スタートといっても計測開始ポイントまではまったりと。M田さんの背中を見ながら行けるところまで行きたいが、序盤の急坂で頑張りすぎると後が持たないという現実もしっかりと頭に入れ、とにかくスタート。

  • 序盤でムラ田さんに離される

計測ポイントを越え、料金所を過ぎたあたりから八ヶ岳ヘビー級王者が火を吹き始める。188cmの背中が周囲を圧倒。僕も付いていこうと頑張るが、ペースがやはり一段違う。このペースについていくと、後半に激しくタレてしまうことが容易に想像されたので、自分のペースに落とす。しばらくM田さんの背中が見える位置にいたけど、コーナー毎に徐々に遠くなり、暫くして完全に視界から消えてしまった。

  • 序盤の急坂は軽めのギアで回してクリア

斜度がキツいと感じるうちはギアを落として回転を上げてしのぐ。実は昨日思い切ってサドルの位置を5mm上げて5mm前に出した。これが非常にうまくハマり、回転を維持しつつ下に踏み下ろす感覚で登れた。周囲に似たようなペースの人がいないか物色も忘れなかった。

  • 中盤は周囲と同調しながらペースを作る

5km過ぎあたりから周囲に似たペースの人たちがいることを確認。皆必死なので会話など出来る状態ではないが、なんとなく意思の疎通というか、通じ合うモノがあり、後ろに付いていた人が順繰りに前に出てきたり、それとなく先頭を交代するような意識が出てきた。これには助かった。ただ楽なペースだと記録は上がらない。1〜2人はペースが上がらず落ちてしまった。今日の心拍は一定して170ちょっと手前。これがギリギリ維持できる僕のレベルということは以前のレースでも確認していたので、今日も170を境に維持していった。

  • 終盤の急坂でちょいペースダウン

体調のせいにはしていられない。とにかく前を向いて周囲の人とみんなでこのペースを維持するんだと言い聞かせて終盤の急坂に向かう。ダンシングを積極的に入れて気分転換を図るが結局はシッティングで回していくのが一番楽だ。ただ脚に相当来ていて、身体からもパワーを感じなくなり徐々に周囲から離されていく。これはまずい!と思いなんとか気合いだけで最後の平地に向かう。

  • ラストはダメダメ

平地に入ると、自分が遅れたせいもあり、一人になってしまった。これは大失敗。結構風もあり速度が出ない。35km/h出すのが精一杯。後半は32-3km/hだった記憶がある。ゴール手前の登りが実は結局距離があり、ここはすぐに秒数が開いてしまう。ダンシングで一気にと思ったが諦めて座ってひたすら回す。ローラー台練習でいうと最後のもがきだ。上ハンを握りしめて肘を折り、前傾になって回していく。本人は必死なのだが恐らくゴール付近で応援している人には「へんなフォーム」と思われたに違いない。なんとかゴール。自己計測で1時間21分50秒くらい。平地前の急坂であの小集団について行けたら30秒くらいは違ったかも。でもまあ良い。本当は1時間20分を切りたかったのだけど、用は力不足。
ゴール後再びM田さんと合流。M田さんは1時間11分台だそう。2分近く自己新を更新された。年代別入賞いけるかも!??さすがです。僕とは10分の開き。道のりは長い。

  • 午後は家族と御殿場プレミアムアウトレットモールへ

M田さんと仲良く下山し、一旦宿へ。チェックアウトが11時だったので素早くバイクを片付け、シャワーを浴びてチェックアウト。一路御殿場のアウトレットモールへ。再びM田さんご家族と合流し、マックでしばらくお茶しながら談笑。買い物を待つ間ベンチで目を瞑ったら秒殺でオチたらしく、頭を真横に倒しながら寝ていたのが長女には面白かったようだ。そりゃそうだ。3時40分に起きて24kmも山登りしてきたのだから。
帰りの東名がこれまた地獄。延々と渋滞。がまんできずに海老名で休憩&食事。自宅についたのは21時前。大荷物を片付けてやっと先ほど落ち着いた。

次のレースに向けて

反省点は色々とある。練習内容の見直しから始めよう。自分の体力にあったメニュー作りから。毎朝ローラー台をやるのではなく、ジテツウを絡めつつ、ローラー台メニューをしっかりとこなせるようなインターバルを常に身体と相談しながらやっていこう。夜の会食が続くときは無理せず。5月は肝臓にも相当負荷が掛かっていて、これが疲労に繋がっていたのだと思う。