ローラー50分 大地震 徒歩で帰宅

今朝のローラー台練習、メニューは昨日と同じ。最後にメディオ10分やって終了。徐々に上げていくことでメディオの質が良くなるような気がする。ここのところ心拍も165前後まで上がるようになった。以前は朝ローラーやってもここまでは簡単に上がってこなかった。パワーセンサーは見ていて面白いが、メディオに入るとあまり見ている余裕もないので、最後は体感というか、身体で感じるきつさで漕いでいる。使用負荷レベル、ギア、速度が一定であれば同じ負荷のはずが、微妙に日によって異なるので。

大地震　徒歩で帰宅

午後に発生した地震の大きさ、被害の大きさはTV報道の通り。オフィスは16階だが、あそこまで激しく揺れたのは初めての経験。ファイルを格納するロネオが左右にガシャーン、ガシャーンと音を立てて暴れ不安を煽る。

家族のことが心配だったので電話するが繋がらず。メールがやっと繋がるが「電気ガス水道一切使えず」という短いメールが届くだけ。電車も止まって復旧の目処が立たないようで、再開を待つ人々で既に駅は人でごった返しているとの情報もあり、このままだと本当に会社に宿泊になってしまう恐れあり。

「よーし呑みに行こう」なんてのんきな人もいたが、家族の安否が分からないのによく平気だなあと思う。

結局徒歩で帰ることに決め、近所や同じ方向の人数人で会社を出発。

246を真っ直ぐ歩けば23km。食料と水分が必要なのでコンビニに寄るが長蛇の列。パン類は完売。幸いにしてパワージェル系が残っていたので買い、あとは羊羹とチョコを少々。

気温が低く、風が強い。雨の予報もあったが、幸い雨は降らなかった。

青山トンネルの先で会社の先輩が学校で待機しているお嬢さんをピックアップ。

並行して歩いている人が「渋谷は人で溢れて歩けない状態」と話しているのを横で聞き、進路を変更して中目黒方向へ。山手通りから裏道を抜けて246へ。

歩道一杯に歩く人。道路も車で埋め尽くされ、バスの中も鈴なりの人で、歩く方が余程早い。田園都市線が再開しないかとたまにiPhoneでチェックするがアクセスが遅くままならず。こういう時に地下鉄の入口に情報を掲示して貰えると助かるんだが。

途中、世田谷区の小学校ではトイレを開放していた。また、一般のビルでも一部トイレを開放しているところもあった。ありがたい。

瀬田の交差点で警察官が「田園都市線が再開している」と教えてくれた。
このあたりで家内が送ったメールが相当な時差で入ってきた。子供達も含めて全員家内の実家に避難して事なきを得ていたようだ。これで一安心。ただ、まだ自分の家の周辺は停電が続いているようで、最悪は自分も家内の実家に避難することを想定。家内に駅まで車で迎えにきてもらうように依頼しておく。

二子玉の駅で再開した電車に乗り込もうとしたが入場制限で入れず。それでも文句言わずちゃんと並んで待つのが日本人。自分はもう少し先を歩こうと思い、ここまで一緒に歩いてきた会社の同僚と別れる。

一つ先の二子新地ではなんの入場制限もなく入れたので電車に乗り込む。

自宅最寄り駅で降りると、警察官が立っていたので停電のことを聞くと「さきほど復帰した」とのこと。胸をなで下ろす。家内も待ってくれていたので帰宅。

革靴で延々と歩いたので足の裏が痛い。腰も張ってしまった。ジテツウしていれば良かったと激しく後悔。

東北地方の状況をTVで見ると、大変な状況になっていた。不幸にも被害に遭われた方のご冥福をお祈りします。